比較的若い年代(中高生などの学生さん)のスポーツをしている人たちに多い症状です。
成長期に部活などのスポーツで激しく体を回旋(捻る動き)や前後に倒したり、ジャンプなどが繰り返されることにより徐々に背骨への負担が増し腰椎の椎弓という部分が折れ(疲労骨折)、 腰椎が二分されるような状態になります。
基本的に分離症になったから痛みがあるのかというのは微妙なところです。
痛みが全くないのに、画像をとってみたら分離していた、ずれがあったということは珍しくないというデータがいくつもあります。
ただし、やはりスポーツをやっている成長期の子供に多い症状ですので、きちんと対処していきたいですね。
初期のうちに適切な処置を行えば骨癒合できるといわれていますが、特に痛みがない、競技に差し支えないからといって放置したままスポーツ(競技)を継続していると、偽関節と言って骨折端同士がくっつかず、本来動かないところが関節のように動き不安定な状態のまま治癒してしまう事があります。
※ただし、この状態でもすべての人に痛みが出るわけではないです。痛みが出ていない人の方が多いので放置する方が多いです
当院のバキバキしない矯正を用いて、骨盤・背骨を中心とした骨格を矯正していきます。
他に原因があるのであれば電気治療、ストレッチ整体、体幹トレーニングなどの様々な施術もあります。
是非一度ご相談下さい。